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三菱重工業が中国で過給機(=ターボチャージャー)を増産すると8日の日経新聞が報じた結果、収益拡大の期待から、前日比13円30銭(2.7%)高の513円に上昇した。

過給機とは、高圧力の空気を大量にエンジンに送り込むことにより、エンジン出力を上げる装置である。もともと主にスポーツカーに搭載される装置であったが、ガソリンエンジンより燃費の良いディーゼルエンジンの普及により、その弱点である出力の弱さを補う役割を持ったターボの需要は急速に高まっていた。さらにいま、ガソリンエンジンとターボの組み合わせが注目されている。ガソリンエンジンの排気量を下げ、軽量コンパクトにすることにより燃費性能を上げることができる(=ダウンサイジング)のだが、これもやはりパワーが下がってしまうという問題が発生するため、ターボが活躍するというわけだ。自動車への環境規制が世界のトレンドになっているいま、ターボの活躍の場は中小型の量産車に移り、その勢いは確実に広がっている。

急速に需要が拡大している過給機だが、過酷な条件下で動作する装置のため高耐久性・騒音の抑制技術など高い技術力が求められるので、他メーカーは安易に参入できない。それゆえ現状は、米国のハネウエルとボルグワーナー、日系の三菱重工業とIHIの4社で市場の約9割を占めている。三菱重工業は中国で生産設備を導入し、生産力を強化することにより世界シェア首位の座を目指している。

■三菱重工業情報
・2017年度:世界で1100万台生産/年
・上記のうち3割を中国で生産
・2017年までに上海の生産設備に8億円の追加投資

engauser自動車関連三菱重工業が中国で過給機(=ターボチャージャー)を増産すると8日の日経新聞が報じた結果、収益拡大の期待から、前日比13円30銭(2.7%)高の513円に上昇した。 過給機とは、高圧力の空気を大量にエンジンに送り込むことにより、エンジン出力を上げる装置である。もともと主にスポーツカーに搭載される装置であったが、ガソリンエンジンより燃費の良いディーゼルエンジンの普及により、その弱点である出力の弱さを補う役割を持ったターボの需要は急速に高まっていた。さらにいま、ガソリンエンジンとターボの組み合わせが注目されている。ガソリンエンジンの排気量を下げ、軽量コンパクトにすることにより燃費性能を上げることができる(=ダウンサイジング)のだが、これもやはりパワーが下がってしまうという問題が発生するため、ターボが活躍するというわけだ。自動車への環境規制が世界のトレンドになっているいま、ターボの活躍の場は中小型の量産車に移り、その勢いは確実に広がっている。 急速に需要が拡大している過給機だが、過酷な条件下で動作する装置のため高耐久性・騒音の抑制技術など高い技術力が求められるので、他メーカーは安易に参入できない。それゆえ現状は、米国のハネウエルとボルグワーナー、日系の三菱重工業とIHIの4社で市場の約9割を占めている。三菱重工業は中国で生産設備を導入し、生産力を強化することにより世界シェア首位の座を目指している。 ■三菱重工業情報 ・2017年度:世界で1100万台生産/年 ・上記のうち3割を中国で生産 ・2017年までに上海の生産設備に8億円の追加投資地域コミュニティ活性化のためのサンプリング